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マダニ媒介感染症はSFTSだけじゃない

こんにちは、まめ助です。

先日、こんなニュースがありましたね。 

www.news24.jp

 ペットを買っている方には衝撃でした。

今回は猫だと言われていますが犬でも他の動物でもありえるかもしれません。まだ事実確認はできていないようですから何とも言えませんが可能性がある以上用心しなきゃ。

これまではマダニからの直接感染だと言われていたのが他の動物を介しても人に感染するとなるとより感染域が広がりますから対応が難しくなります。

mag.anicom-sompo.co.jp

 

 近年の自然回帰現象から野山にいるマダニにかまれて起こる感染症の患者数が増えているそうで、厚生労働省HPにも「マダニに咬まれないように注意しましょう」との記載がありました。

www.mhlw.go.jp

 以下、抜粋します。

 

 

まずはマダニ予防

 危険な時期

マダニの活動が盛んになる春から秋(5~8月)にかけてマダニに咬まれる危険性が高くなるので服装など特に注意が必要です。

 

服装

草むらや藪に入る場合、以下のことでマダニを予防しましょう。山の中だけではなく庭や近所でも同じです。

 ●長袖長ズボン。

靴はサンダルなど皮ではなく足を覆うものを。

帽子や手袋の着用も大切。首にタオルをまくのも防御になります。

服の上から行う虫よけ剤も効果があります。

※防虫剤はあくまで服などで防御ができたうえでの話です。

 

🐶 でもね、これだけ防御すると暑い。熱中症が心配。

  マダニの防御と同時に熱中症対策も念入りにしなければ。

 

明るい色の服を着ると見つけやすい

服の色はマダニがついたときに目視確認できる明るいものが良いそうです。

🐶 と家族に言ったら「老眼でどうせ見えんし。」と言われてしまった。近眼より老眼の方が見えないの? ちょっと疑問。

だとしたらマダニ対策には老眼鏡も必須?

 

その後の対応

 マダニに噛まれる可能性がある場所から帰った後

入浴してマダニに噛まれていないかを確認します。特に脇の下、足の付け根、手首、ひざの裏、胸の下、頭(髪の毛の中)がポイントだそうです。

なかなか見つけづらいそうですから念入りに。

 

マダニに噛まれていた場合

無理に引き抜くことは絶対にいけません。

自分で取ると悪化する可能性があります。皮膚科へ行って処置してもらいましょう。

 また、その後数週間は体調の変化に注意し発熱などがあったら病院へ行くようにとありました。

🐶 心配なら早めに行って相談しても良いと思います。

  症状が出ていないと行える処置はないかもしれませんが、

  医師からの生活上の指導などがあるかもしれません。

 

異変を感じたら医療機関に行きましょう

おかしいと気づいたら早いうちに医療機関へ行きましょう。

医療機関に行ったら、ダニに刺された可能性のある日付け・場所・発症前の行動(2週間程度)を伝えるとベストです。

*月*日野山に行ったや草むらで作業して、**前にこんな症状があった等

 

どの感染症も症状には個人差があるそうですしダニに刺されたことに気がつかない場合も多いと言います。目視の診断が困難で治療が遅れ重症化すると死亡する場合もありますので早めに医療機関に相談しましょう。

  

  マダニ媒介の感染症

重症性血小板減少症(SFTS)

2011年に中国の研究者によって初めて特定されました。発見されて間もない病気ですのでワクチンがありません。なのに死亡率は30%と言われています。早期発見早期が肝要です。

 潜伏期間

6~14日

感染経路

主にSFTSを保有するマダニに噛まれることによって起こります。そして感染者の血液などの体液の接触により人から人へ移ります。

症状

主に発熱、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血で、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹を伴う場合があります。

血液検査

病名の通り血小板の減少があり白血球も減少しAST,ALT、LDHが上昇します。

治療

有効な薬剤やワクチンはなく治療は対症的治療しかありません。

それでも治療は大事ですから早めに医療機関へ。

 発生区域

今のところ西日本で感染が集中し東日本・北日本に感染者はいないようです。最北は石川県。とは言っても去年からの猛暑の影響がありますから念のため注意したほうがいいようです。

 266名の報告数に対死亡は57名と致死率高く年齢の中央値は73.5才です。

 

 SFTSについてはNID国立感染症研究所HPの情報を参考にしました。

詳細な情報がありますのでご覧ください。

NID国立感染症研究所 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

こういう時に省官庁など専門機関のHPを見ておくと役立ちます。

 

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SFTSだけではない昔からあるダニ媒介の感染症

昔から知られるダニ媒介感染症には日本紅斑熱、ツツガムシ病、ライム病、マダニ媒介性回帰熱などがあります。

 これらの多くが全身倦怠感、頭痛、高熱などを伴って発症します。インフルエンザの症状と似ています。診断が難しいとのことで医療機関に行ってからの診断に時間がかかりますので異変を感じたら迷わず早く行った方がいいですね。 

診断がつけば症状により抗菌薬などが投与されます。ですが、いずれの感染症も対処が遅れると死亡することもあります。

 

日本紅斑熱

紅斑熱群リケッチア症という世界的に知られるダニ媒介性疾患の1種で日本では1984 年に患者が初めて報告され、日本紅斑熱と呼ばれるようになりました。潜伏期間 は2~8日です。

 特徴

 ダニに刺された部分は赤く腫れ中心部が瘡蓋になるのが特徴です。  重症化すると多臓器不全を起こし死亡することもあります。

  

ライム病

北アメリカやヨーロッパで多く見られ、日本では北海道や長野県の山岳地域で発生しています。潜伏期間 は1~3週間です。

症状

噛まれた部位の周辺に遊走性紅斑という特徴的な紅斑が表れるのが特徴です。

その後皮膚症状疾患などを患って死亡することもあります。

 

 🐶 感染から数ヶ月から数年経て重症化して脊髄脳炎などを起こして

  死亡するという記述がありました。

  潜伏期間を過ぎても症状が悪化するっていうのは厄介ですね。

  

ツツガムシ病

マダニによっても感染しますがつつが虫(ダニ類の1種)に刺されることによっても感染します。潜伏期間 は0~14日です。

症状

刺し口(ダニに刺された部分は赤く腫れ、中心部がかさぶたになる)が特徴的な症状です。紅斑は高熱とともに四肢や体幹部に拡がっていきます。紅斑は痒くなったり痛くなったりすることはありません。DIC合併症を起こすと危険で治療が遅れれば重症化し死亡する場合もあります。

  

恙なしやのツツガムシ?

同様ふるさとの一説に「つつがなしや」とあるのに覚えがあることと思います。

ツツガムシ病は「つつがない(恙ない)」の語源だと言われることがありますがそれは間違いで「恙がなきや」のは元々のが病気や災難という意味があります。

昔、ツツガムシ病は妖怪ツツガムシに刺されて発病すると信じられていたと言います。むしろツツガムシ病をとんだ災難の病気と言ったのかもしれません。

でも、妖怪じゃないけど刺されて発病は正解です。昔の人の観察力はすごい。

  

🐶 まめ助の身近にはツツガムシ病になった知人がいます。

  数人で行き似たよな服装をしていたのに一人だけ発症してます。

  たまたま刺されたのか発症しやすい体質があるのかは不明です。

  その時、やっぱり診断には時間がかかっていました。

  草むらに入ったなど身に覚えがあり体に違和感を覚えたらすぐ 

  に医療機関へ行った方はいいですね。

 

マダニによる感染症の予防

ワクチン等はありませんので刺されないようにするのが一番の予防法です。

厚労省からの注意事項

ダニ媒介感染症 |厚生労働省

 

マダニ等は木の葉や草むらの土の表面に生息していますので、 

できるだけ草むらに入らない、

野山に行く時は長袖長ズボン等できるだけ肌を露出しない、

土や草の上に直接座ったり寝転んだりせす敷物を利用する、

脱いだ上着やタオルを地面や草の上に置かない、

虫よけスプレーを活用する、

帰宅後すぐに着ていたものを脱いで入浴する。

 

などを心がけることが重要です。

  

身近な所に自然があるのは癒されますが危険も潜んでいます。日常となるとつい気を緩めがちですので、気づいた人が注意しましょう。

 

では、またです。