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暦に導かれ毎日を豊かに過ごしたい

小正月

こんにちは、ご訪問ありがとうございます😊

 

 

今日は小正月です。あまり聞き馴染みのない方もおられると思いますが、簡単に言えば旧暦のお正月の名残りです。

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 小正月とは

 盛大に準備して歳神様をお迎えする1月1日を大正月(おおしょうがつ)と言い、これに対して1月15日を小正月(こしょうがつ)と言います。

新暦では1月1日を正月と定めていますが、旧暦では新年最初の満月の日が正月でした。旧暦は長い間使われてきたため生活に深く根付き、新暦が使われるようになった現在でも旧暦の風習は多く残っています。

特に正月は1年の中でも重要な行事だったため小正月として残りました。現在でも15日を年明けと考えて1月14日を「十四日年越し」として年越しを祝う風習がある地域があります。

  

大正月と小正月の違い

ざっくり言うと大正月は歳神様を迎えお祝いする行事で小正月は農業に係わる行事で豊作と無病息災を祈ります。個人的印象では大正月は家のための行事、小正月は女たちの想いが込もる行事という感じがします。

 

女正月とも言う

暮れから正月までずっと忙しかった主婦を家事から解放して労うようになったため女正月と呼ばれます。嫁はこの日から実家に帰省したり寺に行ったり親戚の年始周りをしたりました。この女正月に対して大正月を”男正月”ということもあります。

 

飾り・食べ物

餅花を飾る

近年は大正月でも見かけるようになりました。

餅や団子を小さく丸めたものを木の枝につけて飾り豊作を祈ります。餅花は白と赤だけだった昔に比べて今は多彩なうえ小判やおたふくなどの縁起物を付けた鮮やかなものが多くなっています。養蚕の盛んな地域では繭玉を作って飾ります。

 

小豆粥を食べる

満月の日に食べるので「望粥(もちがゆ)」とも呼ばれ1月15日の朝に食べます。赤い色の食べものは邪気を払うと考えられていたので邪気払いになる小豆を食べて無病息災を祈りました。小豆粥に鏡割りしたお餅を入れることもあります。

 

粥占い

古来の中国で行われていた小豆粥を炊いて家族の健康を祈る風習が日本に伝わり小豆粥を食べて1年間の無病息災を祈ったり粥占いを行ったりします。

現在でも各地の神社で行われ、その年の豊作や気候の吉凶を占います。

 

どんど焼き

どんど焼きは歳神様を天にお返しするための行事で無病息災を願います。正月用飾りや書初めを燃やし、その煙に乗って歳神様が天に帰っていかれます。元々、小正月に行われる行事ですが近年は休日を使って行われることが多く、またダイオキシン問題などで行う所が減りました。寂しいですね。

 

どんど焼きの由来

平安時代に御所の清涼殿東庭で行われていた宮中行事と言われます。三毬枝(3本の毬枝)が訛ったと言われる「左義長(さぎっちょう)」と呼びます。これが庶民に広がり今のようなどんど焼きとなったようです。

 

毬枝(ぎっちょう)と呼ばれる青竹三本を束ねて立てた上に扇や短冊などを置いて火を焚き陰陽師が「尊や尊(とうとやとうと)」と謡いはやして焼き、焼けたものが燃えて散る様子で年の運勢を占いました。また、悪魔払いの儀式とも言われます。

一説には「とうとやとうと」からどんど焼きとなったと言われます。

どんど焼きは庶民に広がると氏神様の神社境内や収穫後の田んぼなどで行われ、年の初めに穢れを祓い無病息災と五穀豊穣を祈る行事となりました。また、正月飾りや書き染めなどを燃やし、その煙に乗って歳神様がお帰りになると考えられるようになります。その火で焼いた餅を食べ無病息災を祈ります。食べるとその年の厄から逃れることができると言われています。

 

お飾りの捨て方

お正月飾りはどんど焼きで燃やしますが近くでどんど焼きがない地域の場合は困りますね。その場合は通常ゴミとして捨てますが、その捨て方も大事です。

まず、大きめの紙(新聞紙など)を広げてそれに塩を3回振って清めします。そこにお飾りを置いて包みゴミ袋に入れて可燃物として出します。

注意点はお飾りだけを入れること。その他のゴミは一緒に入れないで下さい。

※各自治体の決まりもありますのでゴミとして出しても良いかをご確認下さい。

 

 

 

現在では小正月の日まで正月気分でいるわけにはいかない日々です。

とは言っても、せっかくの女正月です。

今日は「家事お休みさせて」や「お休みしても良いよ」と言うのもアリだと思います。

いかがでしょうか。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます🙏